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内容説明
完全新訳による最新刊!原文を巻末に収録した“決定版”日本の古典コレクション。第5弾は、俳諧・俳句を芸術的に完成させた松尾芭蕉の代表作。東北や北陸を旅した記憶を、古い短歌や、自作の句を織りこみながら、鮮やかに感動的にえがいています。ぜひ現代文と原文を読み比べてみてください。
目次
漂泊の思い
旅立ち
草加
室の屋島
仏五左衛門
日光山
那須野
黒羽
雲巌寺
殺生石・遊行柳〔ほか〕
著者等紹介
長尾剛[ナガオタケシ]
東京生まれ。作家。主な著書に『漱石ゴシップ』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やま
74
こんなに多くの歌を詠んだのは初めてです。心が浮き立ち、その場に居るような感じがしました。松尾芭蕉が、江戸をたって奥州から日本海側を廻り美濃の大垣までの旅を書いた紀行文です。随所に、先人が詠んだ連歌と、芭蕉が詠んだ短歌とその解説が入っています。子供が読んで理解できるように現代語に訳し、多くの挿絵を入れたものです。芭蕉は、旅で詠むため「五・七・五・七・七」を「五・七・五」で作っています。日本の古典5冊目。字の大きさは…大。2021.09.28~10.08音読で読了。☆☆☆★★2021/10/08