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すらすらよめる日本の古典 原文付き
枕草子―すらすら読める日本の古典 原文付き

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811325279
  • NDC分類 K914
  • Cコード C8393

目次

かわいらしいものアレコレ
なつかしい思い出をよび起こしてくれるものアレコレ
めったにないものアレコレ
虫のアレコレ
あせった思い出
もっともつらいこと、うれしいこと
おどろきのお耳
牛車にゆられて
牛車にゆられて・月明かりバージョン
美しい時刻
クラゲの骨
神仏に使える人々のお気の毒さ
急にしらけてしまう時
定子さまと乳母さまとのお別れ
雪の日の思い出
定子さまと私との絆

著者等紹介

長尾剛[ナガオタケシ]
東京生まれ。作家。主な著書に『漱石ゴシップ』『漱石山脈』(以上朝日新聞社)など

若菜等[ワカナヒトシ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

77
日本の古典を読む4冊目。平安時代の女性貴族・清少納言が、御所のことなどを感じたままに書き綴った随筆集です。子供が読んで理解できるように現代語に訳し、多くの挿絵を入れたものです。読んでいて楽しかったです。そして、書かれた清少納言を想像すると、普通の人が及びもつかない鋭い観察力と発想力、発見した様々なことをユーモアたっぷりに伝える抜群のセンス、そして豊富なサービス精神を持つエンターティナーと思いました。字の大きさは…大。2021.09.22~27音読で読了。★★★☆☆2021/09/30

きのこ

7
「女とはいえ、御所にお勤めする女房ともなれば、書物に親しむことも、たいせつです。教養が女を内面から磨くのだということを、忘れてはいけませんね。」(p.28)2019/03/09

やちゆう

3
がっちり補足して雰囲気を再現してあるので、普通のエッセイとして読めてしまった。そう、現代の私が「そう、そうよねぇ」と共感してしまい。恐るべしいにしえののベストセラー力。私のヒットは195段:場をなごませるためにちょっと下品な言葉を使うのは悪くないけど、それってかなり難しいこと。年輩者が俗っ気を出して使うのは本当に聞き苦しい…というような話。膝をたたいてウケた。2023/07/09

読書日記

1
かなり意訳されている。現代語訳というより、時代背景、作者の人生など、註釈とせずいっしょくたに本文にしてしまったような内容。こんな自由な訳し方があるのかとある意味感心してしまった。原型からはかなり膨らませてある為、とても枕草子そのものを読んだとは言えないが、註釈と分けて読まなくて済むのでとても読むのが楽だった。あとどうしてもファーストサマーウイカをイメージしてしまうが、確かにあんな感じのキャピキャピ感が清少納言にはあるみたい。男性が書いた文章の為、清少納言にいまいちのめり込めていない感はあるが。2024/09/12

睦月

1
実は古典文学とかあまり読んだ事がありません。 枕草子を読んでみようと思ったのは、FGOの清少納言イベントがきっかけです。 清少納言こと、なぎこちゃんが何であんなにキラキラしているのか気になって、ついに読み始めました。 とはいえ、古典を読むのは苦手なので現代文もついていて読みやすいと思えるものを探しました。 当時の貴族文化に感心したり、清少納言と定子様のお茶目なやりとりを見て微笑ましい気持ちになります。 原文からの抜粋で文章量が少なかったので次はもう少し難しい本にチャレンジしたいですね。2020/06/24

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