内容説明
平昌冬季オリンピックが開幕して10日目、女子500メートル。世界最速スプリンター、氷上の女王を決める試合がおこなわれようとしています。集中力を最大限に高めて、スタートラインに立った小平選手の頭の中には、最大のライバル韓国の李相花選手のことも、一緒に滑るエルバノバ選手のこともありませんでした。「自分の滑りをするだけ」と自分にいい聞かせていました。
目次
プロローグ
スピードスケートとの出会い
トップアスリートを目指して
信州大時代
オリンピック日本代表
バンクーバーオリンピック
バンクーバーからソチへ
ソチオリンピック
オランダ修行
オランダ修行を終えて
平昌オリンピック出場
エピローグ
著者等紹介
甲斐毅彦[カイタケヒコ]
1971年、東京都中野区出身。立教大経済学部卒。1996年、報知新聞に入社。97年~98年、静岡支局で高校サッカー、清水エスパルスを取材。99年、東京運動部のサッカー担当記者としてイタリア・ペルージャの中田英寿、クロアチア・ザグレブの三浦知良を取材。2001年~2006年、大相撲担当で主に横綱・朝青龍を取材した。2002年にはサッカー日韓ワールドカップを韓国で取材。2008年から文化社会部記者として事件、政治などを担当。2018年に平昌オリンピックを現地取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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