えほん遠野物語<br> えほん遠野物語 ごんげさま

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えほん遠野物語
えほん遠野物語 ごんげさま

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  • サイズ A4判/高さ 27cm
  • 商品コード 9784811324814
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

遠野には多くのごんげ様がある。ごんげ様とは、神楽舞に使う木でできた頭のことである。獅子舞の頭に似ているが、少し違う。「ごんげ様」は不思議な力を持つ、ありがたい神様だが…。京極夏彦のえほん遠野物語。

著者等紹介

柳田国男[ヤナギタクニオ]
1875年、兵庫県生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の基礎を確立。51年、文化勲章受章。62年、没

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1963年生まれ。北海道小樽出身。世界妖怪協会、お化け友の会・代表代行。古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、1997年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞受賞。2000年桑沢賞受賞。2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞受賞。2004年『後巷説百物語』で直木賞受賞。2011年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞受賞。2016年『遠野物語remix』『遠野物語拾遺retold』『えほん遠野物語』などの実績で遠野文化賞受賞

軽部武宏[カルベタケヒロ]
1969年、東京都に生まれる。画家。第2回岡本太郎記念現代芸術大賞展出品。個展、グループ展にて作品を発表している。『のっぺらぼう』(作:杉山亮)で第16回日本絵本賞及び読者賞、『ばけバケツ』で第23回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

178
京極夏彦の『えほん遠野物語シリーズ』を読み続けています。 第二期第三弾は、『ごんげさま』、『ごんげさま』も知らないけど、何と思いながら読みました。『ごんげさま』≒獅子頭のようですが、少し違うとの事です。今回はあまり怖くありません。 https://www.choubunsha.com/special/tohno/ 2018/06/01

アキ

92
京極夏彦・えほん遠野物語・第二期・軽部武宏:絵。遠野の村には村毎に神楽舞いに使う頭がある。それを、ごんげさまと呼ぶ。ごんげ様には霊験があり、火事があっても飛び上がって咬み、火を食い消してくれる。鱒沢村のごんげ様は神楽舞いの際、座敷に出てきて暴れるので、土蔵に閉じ込めることもあった。附馬牛のお祭りで村のごんげ様が奥座敷に置かれた際に、隣り合ったごんげ様同士が夜中に闘って、片耳を食いちぎった。他のごんげ様と一緒になるとけんかをするのである。遠野村には片耳が取られたごんげ様がたくさん残っている。2022/01/06

ままこ

90
ドーンと迫力のある表紙。獅子舞に似てるけど少し違う。荒々しいけどしっかり御利益もある。耳が欠けてる理由は読んでみるとわかる。ごんげさまはとても雄々しい。【日本の夏は、やっぱり怪談〈和洋折衷〉】2018/08/30

よこたん

57
“ごんげ様は、他のごんげ様さまと一緒になるとけんかをするのである。道でばったり出合っても戦いは始まるという。” 暴れん坊ごんげ様。獅子舞とは違う、お神楽を舞うごんげ様。ものすごい目ヂカラと、ぶぉ〜っと風が噴き出しそうな鼻の穴が印象的。ご利益あるから、咬んでもらいなさいと言われても、これは幼子は、泣くな。子どもの頃、伊勢神楽の方々が家々を回ってきて咬んでもらう段になると怖くて大泣きしたことを思い出した。荒ぶる魂を持ちながら、民を守り、火事を防ぐ。喧嘩っ早いのはご愛嬌。千切れた耳も勲章というところかな。2020/08/03

藤月はな(灯れ松明の火)

55
遠野におわすごんげさまはお神楽を舞う時に頭に被る面の事を指す。一見、おどろおどろしいが厄除けや火事を防いでくれるごんげさまは地区毎に意匠も個性も異なる。中には座敷に飛び出て暴れるごんげさまもいたそうな。ただ、ごんげさま同士は非常に気性が荒くなり、うっかり、一緒にすると片耳を食いちぎるまで、喧嘩するそうな。だから遠野には片耳のごんげ様がたくさん、おわすが火事消しはちゃんとしてくれるのがいじましい。2024/11/17

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