内容説明
みんなは、ひらがなの「ん」の字、じょうずに書けるかな?なっちゃんはただいまれんしゅう中。そんなときぴょんぴょんはねる「ん」があらわれて…。
著者等紹介
まつもとさとみ[マツモトサトミ]
松本聡美。兵庫県生まれ。日本児童文学者協会会員。「ばやし」同人
すがわらけいこ[スガワラケイコ]
福島県生まれ。イラストレーター。幼児向けの絵本や月刊誌のイラストを多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
47
【虫じゃないですん。ぼく、虫じゃなくて、“ん”ですん】「タタン、タタン、タタン」と廊下でスキップしてるなっちゃんの前に、ぴょんぴょん跳ねる、小さくて細くて黒い「ん」が現れ、「今から一緒に“ん” どうかいに行きましょん。ぼくたち“ん”の“ん” どうかいですねん」と言って、息を吸い込むと、むくっと大きくなって、なっちゃんを乗せて空へ、ぐいいーん。“ん” どうかいの「がんばったで賞」はおでん券。だって、おでんには“ん”がいっぱいだから。だいこん、こんにゃく、こんぶ、きんちゃく。ごぼてん、はんぺん、がんもどき――2025/03/29
こふみ
21
どんなお話かタイトルからは想像出来ませんでしたが、ひらがなの「ん」となっちゃんの 楽しく可愛いお話 楽しかったです♪2022/01/31
shiho♪
19
先日読んだオネエの男性が出てくる児童書『声の出ないぼくとマリさん一週間』と同著者。こちらも1年生にピッタリで面白かった。学校図書館に入れたいなー😃『ん』って目を付けたら、確かに尺取り虫みたいだわ。『ん』を書くのが苦手ななっちゃんは尺取り虫風の『ん』に連れられて『ん』の世界に。運動会ならぬ『んどうかい』に参加します。『ん』がたくさん集まってる運動会の絵面がちょっとシュールで面白かったです🤭2023/02/26
ケ・セラ・セラ
17
ひらがなの「ん」、確かに書くとバランス取りにくいですよね。ミミズみたいになっちゃう。「ん」が形を変えて、様々な一筆書きのひらがなに変わります。その一文字を含む言葉遊びも。低学年の子どもにぴったりの楽しい児童書。「ん」って、しっぽ振ってぴょんぴょん跳ねてる感じですよね。2023/03/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
また『ん』から始まる本を見つけてしまった(笑)ひらがなの中で一筆書きできるのは『11文字』なんですって!ひらがなの練習ってバランス良くするのが案外子どもって難しいみたいですね。2018/08/02