目次
第1章 自分(友達;恋について)
第2章 周り(家族;親の気持ち;カミングアウト;男の子?女の子?)
第3章 生きづらさ(いじめ;生きづらい…)
第4章 学校(学校生活;クラブ活動;習いごと;先生;相談してみよう)
著者等紹介
日高庸晴[ヒダカヤスハル]
宝塚大学看護学部教授。厚生労働省エイズ対策政策研究事業研究代表者。法務省企画の映像教材の監修や各地の自治体主催による人権研修の講師を務めるなど、様々な方面でセクシュアルマイノリティの理解推進・啓発事業に従事。京都大学大学院医学研究科博士後期課程社会健康医学系専攻修了、博士号取得。カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部エイズ予防研究センター研究員、公益財団法人エイズ予防財団リサーチレジデント・流動研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いっちゃん
12
セクシュアルマイノリティの割合が、クラスに一人くらいはいると知ってから、もし身近にいたらと気にかかっている。小学生で悩んでいる子がいるのならと、良い絵本を探しているけどなかなか見つからない。もし見つけたら読み聞かせで読みたい。学校の先生に、偏見を持った人が多いと知って、ガツンといってやりたい気持ちもあるので。2016/08/18
天音春子
4
図書館本。 体験談が色々書かれていて胸を打たれた。 性であれ障害であれ、マイノリティで生きるのは辛い。 無理解で人が死ぬということはありうるのだなと思った。2016/10/29
TAGO
3
今回はセクシャルマイノリティ当事者の心の声とその親の声が収めされていました。 親の声では、子どものメッセージに気づいてあげられなくて、苦しんでいた時に支えになってあげられなくてごめんね…の後悔の声が多かった。 だからこそ、このような本を読んで セクマイさんの心の声を知ることは大切。 2020/07/03
ガミ
3
前巻よりもセクシャルマイノリティで悩む児童生徒や、その保護者の体験が多く書かれていました。現在で人口の約3~5%にそういった方がおられるデータを見ると、生活しにくくなる環境ができやすくなるため、ちょっとしたサインに気付いて寛容に受け止めるのが、少しでも彼らが頑張ることのできるきっかけになることを改めて感じさせられました。第3章の「生きづらさ」を読むと、彼らの相当つらい様子が書かれています。「もし○○だったらどうする?」…今回のキーフレーズでした。2018/02/10
SK
0
181*当事者の体験談を数多く収録。ただ、「本書の体験談は、実際に行った取材をもとに構成しました」と書かれているので、多少の脚色はされているのかもしれない。「生きづらさ」「学校」の項目は、胸の痛くなる話ばかり……。2017/07/02