内容説明
命は大切。でも、人は命をうばって食べる。命は大切。でも、ときに人は、自分の命すら大切にできない。どうして?ものごとの「本質」をとらえ、自分で考える「こころ」を育むえほん。
著者等紹介
大野正人[オオノマサト]
1972年、東京都生まれ。論理的かつ深い視点から、誰にでもわかりやすい表現で執筆する技術を持ち、携わった書籍の累計売上は250万部を超える
ハラアツシ[ハラアツシ]
1970年、東京都生まれ。セツモードセミナー卒業後、シルクスクリーン等による版画制作を始める。2000年ごろからイラストレーションを中心に活動。フィンエアーの卓上カレンダーなどの販促宣伝物を手がけるほか、アーティストのツアーパンフレットや書籍の装画、雑誌挿絵など幅広く活躍
出口保行[デグチヤスユキ]
東京未来大学こども心理学部長・教授。東京学芸大学大学院修了後、法務省に心理職として入省。少年鑑別所、刑務所、拘置所等で約一万人の犯罪者を心理分析する。専門は犯罪心理学。全国の防犯講演会活動、足立区防犯アドバイザーとして活躍する一方、テレビ出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
64
ミニたまさんのおすすめ本で平易に命の大切さを教えてくれる内容。まずは「いただきます」と「ありがとう」を言葉にすることから~♪2024/12/12
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
私達は沢山の命を頂いて生きてる。それを一番感じる言葉「いただきます」。そして自分の心は人の存在でできているため感謝の言葉である「ありがとう」を大切にしようと、命の繋がりや、食物連鎖についても触れ教えてくれる。当たり前にこの2つの言葉は使っているが、発信する時はじっくりと心を込めないといけないと改めて感じた。2022/03/01
明るい表通りで🎶
40
あなたは、これまでにもらってきた、たくさんの命で大きくなったのです。命をもらって食べる。これが、生きるということです。⊿「いただきます」「ありがとう」このたったふたつのことばで、命の大切さをかんじることができます。でも、命の大切さがわかっても、それをうまくことばにすることはできないかもしれません。⊿それでいいのです、いえ、それがいいのです。ことばは人につたえるためのもの。でも、命の大切さは、ひとりひとりの心の中にだいじにしまわれていくことなので、ことばにするひつようなんてありません。2024/09/03
かいゆう
36
娘の借り本。「命は大切。でも、人は命をうばって食べる。命は大切。でも、ときに人は、自分の命すら大切にできない。どうして?」という最初の問いかけから始まる。命をもらって食べ、生きている。「いただきます」という命に向けた感謝の言葉を忘れずにいたい。そして、命は人と人とを繋げていく。相手の命は、私の心を作ってくれている。こういう風に考えた事は無かった。「ありがとう」という言葉も伝えていきたい。大人が子どもとのふれあいや会話を大切にする事が、人(=生命)を尊ぶ事に繋がっていく。心に留めて、子どもたちに接します。2016/06/09
ぱお
25
「いただきます」「ありがとう」もう一度、意味をかみしめて言いたいと思いました。2015/11/17