内容説明
100歳にして現役。戦前、戦中、戦後を生きてきた現役ジャーナリストが君たちに贈る33のメッセージ。
目次
さあ子どもたちよ、目をよくあけて…
子どもたちよ、身につけてほしいものは…
たかが「あいさつ」と見くびるな。
歩き出す最初の数歩に全力をこめよ。
小学校の建物は一般の家屋よりずっと大きい。
こつこつと努力するものを、地球は好きだ。
見たいもの、見なければならないものは…
人の観察眼は三種類ある。
人間のいるところはどこでも教室である。
自分で落としたモノは自分で拾おうとする努力こそが…〔ほか〕
著者等紹介
むのたけじ[ムノタケジ]
武野武治。1915年秋田県生まれ。東京外国語学校スペイン語科卒業。朝日新聞の従軍記者としてインドネシアへ行った。1945年8月15日、戦争責任をとる形で退社し、1948年秋田県横手市で週刊新聞「たいまつ」を創刊。1978年の休刊後も著作や講演などでジャーナリストとして活躍
菅聖子[スガセイコ]
1965年広島県生まれ。自由学園卒業。出版社勤務を経てフリー編集者、ライターに。暮らし、もの作り、教育などの分野で雑誌や単行本の編集、聞き書きをおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒデミン@もも
34
今のこの不穏な空気。もう一度過去の過ちを振り返って欲しい。被害者の立場からだけではなく、加害者の立場からも。2017/09/06
せっちゃん
16
100才の方の言葉は重みがあり、無駄な話が1つもありませんでした。子供向けですが、大人向けでもあります。いまの世の中で、自分がどう考えて生きていったらいいかの指南書、良書。2021/04/27
Hiroki Nishizumi
4
箴言集である。心に響いた。2020/03/18
かのん
2
100歳ってすごいなぁ。長く生きて、いろんなものを見てきたからこそ響く言葉もある。シリーズの他の本も読んでみたくなりました。2019/05/26
Ko14
1
分かりやすく、力強い言葉が響きました。怠けるのは命を傷つけること、人のいるところはどこでも教室、真正面から向き合う、掃除をする、悪口を言わない、体を鍛える、、子供の頃言われたことを大人になっても大切に。2018/07/22
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- 和書
- 運のいい日 創元推理文庫