内容説明
世界最高峰の野球リーグであるアメリカ・メジャーリーグでは、すべての球団が使用していない背番号がたったひとつだけあります。今から70年ほど前に活躍した、ジャッキー・ロビンソンのつけた背番号「42」です。本書は、人種差別をのりこえ、多くのアメリカ国民に感動を与えた、ジャッキー・ロビンソンの、闘いと栄光の歴史を紹介するものです。
目次
第1章 貧困と差別、スポーツとの出会い
第2章 UCLAから陸軍基地へ
第3章 理不尽な軍事裁判
第4章 ブランチ・リッキーの想い
第5章 勇気を求められて
第6章 マイナーリーグでの闘い
第7章 メジャーリーグへの挑戦
第8章 差別の壁を打ち崩す
著者等紹介
近藤隆夫[コンドウタカオ]
1967年生まれ、三重県松阪市出身。スポーツ雑誌の編集長を歴任し、現在はスポーツジャーナリスト。プロスポーツから学校体育の現場まで幅広く取材・執筆活動を展開、テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーまま
6
映画「42」がよかったので読んでみた。2013/12/05
CCC
5
まあこういう書き方になるだろうなあとは思ってた。サブタイトルに忠実。けれどもう少し選手としてのジャッキーについてじっくり書いてくれても良かった。2015/11/06
ちゅん
3
子供向けの本ですが、内容は感動そのもの。ジャッキーが生きた時代の、人種差別のすさまじさ、醜さには驚愕。振り上げた拳を下ろし、メジャーリーグへの夢に向けて邁進するジャッキーの姿に、本当の勇気を教えられました。人格者・リッキーとリースの存在も欠かせません。2013/12/13
やま
3
メジャーリーグにおいて背番号42は特別な意味を持つ。メジャーが近代化してから初の黒人選手となったジャッキー・ロビンソンの背番号である。人種差別と闘った彼の背番号は全球団で永久欠番となっている。日本に来る外国人選手の多くがこの背番号を付けてプレーすることを望んでいる。(記憶が間違ってなければメイ、シコースキー、カブレラ等。間違ってるかも)最近は映画化もされ話題となっているため、また一野球ファンとして知っておきたいと思い購入。買ってから気付いたが本作は児童書だったらしい。が内容には感動した。2013/12/03
みなみ
2
今読むとこんなのありえないだろうというすさまじい差別だが、今の日本でも高校時代のオコエ選手が「野生の獣のような」とか記事に書かれているから、根っこはつながっているのだなあと思う。この人の映画があるらしいので見てみたい。2018/08/01
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