内容説明
とても気むずかしく、近よりがたい、バッハにはそんなイメージを持っている人が多いようです。でも実際には愛する奥さんや子供達の為に素晴らしい曲をいっぱい作曲した、優しい家庭人でした。このマンガでそんなバッハといっしょに笑い、悲しみ、愛しあってください。そのあとでバッハの音楽を聞いてみて下さい。きっとバッハが微笑みながら、あなたに話しかけているのが聞こえてきますよ。
目次
第1章 月夜の勉強家
第2章 アルンシュタットの若先生
第3章 ワイマールの貴公子たち
第4章 ケーテンの宮廷楽長
著者等紹介
芦塚陽二[アシズカヨウジ]
1945年長崎県生まれ、ミュンヘン国立音楽大学、クラウス・プリングスハイム教授とハラルド・ゲンツマー教授に学ぶ。オットー・ビィンクラー教授に指揮法を学ぶ。リカルド・ツァンドナイ国際作曲コンクール一位入賞。芦塚児童室内オーケストラ主宰、アマチュアのための室内音楽研究会(音人の会)主宰、芦塚音楽研究室(以上東京、千葉)、芦塚メトード研究会(大阪)、小学校教師のための教育相談室(東京)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aki
10
図書館借本。バッハについて知りたくて。2022/01/09
蛇の婿
9
今読んでる講談社学術文庫のバッハが読みにくくて半べそかきながらこれを買いました。読みにくくてもだいたいちゃんと正しく読めていたことが解って一安心。ページのわきのバッハこぼれ話がとても興味深いです。考えてみると、モーツアルトとベートーベンの生涯はざっくり知っていてもバッハの生涯ってあんまり一般的に知られていないような気がします。ある日古楽に興味がわき、古楽と現代の音楽ってどう違うのだ、バッハ以前と以後だ、じゃあバッハってどんな人だろう…あれっ知らねぇ!の流れで今読んでいます。調べ始めたら奥が深いんだこれが…2018/09/20
二条ママ
5
次女小2。先生お宅で読了。2024/07/11
HoneyBear
5
バッハの無伴奏チェロ組曲が大好きだが、一つの楽器だけなのに凄く重層的で、コンピュータに作らせたかのような緻密さだ。簡単には口ずさめない旋律なのに心にずっしりと響く。どのようにしてこのような曲を書けたのか不思議でならなかった。まさに神がかり的な作曲家だが、(印刷には手が届かない時代でもあり)実はいろいろな曲をそらんじるまでに写譜を繰り返す努力があったことを知る。(妻の献身も。)結局視力を失ってしまうが。肖像画はいかめしいが、型破りで茶目っ気があり、また大変な家族思いだった。すごく親近感が湧いた。2015/05/23
まみっち
4
ギャグがおもしろくて、時々笑ってしまいました。楽しく読めました。2011/06/19
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