内容説明
楽典とは、和声学や対位法といった専門的な音楽理論を学ぶための前段階として、知っておかなければならない音楽上の“きまり”のことである。楽典は、音楽大学受験生用として、立派な本が沢山出版されているが、本書は、その受験生用に入る前に読む楽典として、中学生から高校2年生ぐらいまでの皆さんを対象として書いている。従ってわかりやすい表現になっている。
目次
音
譜表
音名1―基礎の7音
変化記号と異名同音
音名2―幹音と派生音
音符と休符
調号(調子記号)と臨時記号
リズムと拍子
小節線と小節
強起と弱起〔ほか〕