出版社内容情報
矢幡が総理に復帰して、前政権が悲劇的な最後を迎えた。新年度が始まり、多くの人が気持ちも新たに春を迎える中――下町にある人気の展望塔が正体不明の武装勢力に占拠された。新聞部の取材でここを訪れていた日暮里高校2年生の鈴山たちは身柄を拘束されてしまう。一報を聞き、元クラスメイトの瑠那は凜香と共に彼らの救出に向かうが……。襲撃側の目的は一体? その正体は? またしても日本に存亡の危機が迫る、緊迫の19巻!
内容説明
矢幡が総理に復帰して、前政権が悲劇的な最後を迎えた。新年度が始まり、多くの人が気持ちも新たに春を迎える中―下町にある人気の展望塔が正体不明の武装勢力に占拠された。新聞部の取材でここを訪れていた日暮里高校2年生の鈴山たちは身柄を拘束されてしまう。一報を聞き、元クラスメイトの瑠那は凛香と共に彼らの救出に向かうが…。襲撃側の目的は一体?その正体は?またしても日本に存亡の危機が迫る、緊迫の19巻!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
303
やはり瑠那は脇に退く模様。ドラゴンボールで一瞬だけ悟飯が主役になったけれど、結局、悟空が返り咲いて終わった時を連想した。もうここまできたら結衣が死んで遺志を受け継ぐ的に覚醒するくらいしかチャンスはないが、それをやったらファンが暴動起こしそう。このまま鈴山君とよろしく青春していくことになって、恩河との対決も結衣がやることになるのか。戦闘の凄まじさはもう気にならないとして、結衣の洞察力が神憑りすぎていて、特に今回の無双っぷりは規格外のレベル。親子対決の前にもう一山くらいつくってくれそうで期待。2024/04/30
starbro
162
【★高校事変 完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 JK青春ハードボイルド『高校事変』第19弾です。本巻は、著者版ダイハード、どんどんスケールが大きくなってきます。続いて7月の20巻へ。 全20巻で完結でしょうか❓ それとも今度は漢字の二十一巻で継続でしょうか❓ https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/2024/05/26
H!deking
77
正直飽きてきてしまってる感は否定出来ないものの、やっぱり続きが気になって読んでしまいますね。今回は東京スカイツリー、じゃないや。スカイタワーの占拠事件に優莉姉妹が戦います。あーはいはいっていう展開ではありますが、クソ親父との決戦前の伏線というところでしょうか。2024/05/26
☆よいこ
70
高校事変⑲東京スカイタワー(スカイツリーに非ず)占拠事件▽日暮里高校の新聞部は取材のためスカイタワー展望台を訪れる。そこを”中華革命戦線”を名乗るテロ集団が占拠し、内閣府に対して謎解きをさせる。難問を解くと人質が一部開放される。更に米海軍から奪われた核弾頭が運び込まれたとみられ東京壊滅の危機に瀕する。優莉結衣たち4姉妹は同級生を救うためスカイタワーへ乗り込む▽中華ババァ再びwいいキャラだったもんね。全てはクソ親父の掌で踊らされているのか、4姉妹の絆は深まったが「普通の家族」への道のりは遠い。2024.4刊2024/07/24
mayu
59
今回の舞台はスカイツリーならぬスカイタワー。EL異次体の生き残りであるシャウティンとの対決。四姉妹が揃って挑む。瑠那がいつもより大人しめで、結衣が主役に返り咲いた印象。大学生になっても、その行動力と冷静な判断力は変わらない。そこに姉妹への情が加わり、さらに魅力が出てきた。敵だった者を味方につけるようなカリスマ性も相変わらず。前巻でちょっと心配だった凛香も、いつものペースを取り戻しつつあるみたい。最終対決に入るのかと思っていたけど、その前の小休止的な位置付け。2024/05/24