内容説明
ときに「あこがれ」、ときに「いやし」、ときに「わるもの」―そんな「甘み」と人間との関係を問い直す。
目次
「甘い」は「うまい」
第1部 甘みとの出合い(甘みの発見;アジアの甘さの勉強ノート―サトウキビの砂糖がなかった世界で;砂糖が変えたイギリス近代)
第2部 甘みの深化(和菓子が求めた甘味;パティシエの目からみた洋菓子;甘みをとりこんだ日本料理)
第3部 人はなぜ甘みに惹かれるのか(甘味の生理;甘み再考)
総括 「甘み」とうまくつきあう文化に
総合討論
著者等紹介
山辺規子[ヤマベノリコ]
1956年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士(後期)課程単位取得退学。京都橘女子大学(現・京都橘大学)文学部講師、助教授を経て、奈良女子大学研究院人文科学系教授。専門分野は西洋史学・食文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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