内容説明
始原から未来まで、さまざまな視点から考えた、料理とはいったい何なのだろう?
目次
第1部 料理の“発見”(料理の原姿―極北と熱帯の狩猟民の食から;始原の食素材―採集・狩猟から;限られた食材から)
第2部 料理のわざ(料理へのこだわり;料理の習得;料理は「簡略化」しているのか―「家庭料理」をめぐる“環境”と“規範”を中心に)
第3部 料理のゆくえ(驚きを食べさせる;クッキングの今;「料理」はどこから来てどこへ行くのか)
総合討論
著者等紹介
森枝卓士[モリエダタカシ]
1955年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。写真家、文筆家、大正大学客員教授。東南アジアを中心に世界中で取材活動を行う。専門分野は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Witch丁稚
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2012年度食の文化フォーラム。狩猟民の食生活から料理の始まりを探る料理の原姿、トチの実や熊の食べ方、ゼンマイは金になり山菜のキドイ(刺激)が冬の間にたまった穢れを除いてくれる始原の食素材、やはりモンゴルの遊牧民は肉を食べて「三歳のオス」「五歳のメス」等を言い当てることができる限られた食材から、料理における「こだわり」とは、プロの料理人の考え方において、「実現したい品質があり、その方で方法でなければその品質が得られないために、執着を持ってその方法を選択している」料理へのこだわり、2024/07/02
高橋直也
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図書館の本「食の文化フォーラム」というものをしらないので、だれがだれに向かって言っているのか戸惑ってしまった。ひと言でいえば学問としての料理、文化としての料理なのかな。2020/04/08
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- 和書
- 好きです、死んでください