目次
プロローグ
第1章 わが家に住み続けたい
第2章 リハビリが自立を教える
第3章 施設はもはや存在しない
第4章 これがスウェーデンの地方自治
第5章 現場は育てられた
第6章 エーデル改革で医療・看護が変わった
第7章 社会を健康にする
エピローグ―日本の胎動
著者等紹介
藤原瑠美[フジワラルミ]
福祉の勉強会「ホスピタリティ☆プラネット」主宰。1947年東京都大田区生まれ。1968年清泉女子大学英文別科卒業、銀座和光に入社。同社宣伝企画部副部長、婦人用品部部長、広尾店店長を務める。2000年銀座和光退社。2005~2007年スウェーデン、エスロブ市の高齢者ケアを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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okatake
0
北欧諸国=福祉大国というイメージ。その中でも、進んでいるスコーネ県エスロブ市の高齢者ケアを中心にレポートされている。日本とは考え方や制度が異なっているので、比較は出来ないが。高齢者に必要なのは、医療(キュア)ではなく、ケアではないか。介護保険ができて、日本も福祉へと転換しているが、最終的につながるのは医療(医師)。今後の地域医療や介護に参考に出来るないようでした。次は、同著者の「・・・・認知症ケア」を読み始めます。2014/06/22
teltelmomiji
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読みやすい、面白い、ためになる。スウェーデンの福祉分野だから皆公務員、準計画経済といってもいいと思うけど、日本との差を考えると、本当に計画経済は資本主義に敗北したのか疑わしくなる。悪しき計画経済が退場しただけではないのかと2018/12/03