内容説明
“とき”の移り変わりとともに児童文学もまたその姿を変えた。それはおとなたちの希望と痛苦を映し出す鏡でもあった。世の中から想像力が消えたとき、おとなたちも子どもたちも、心の癒されることはないだろう。
目次
第1章 私の読書体験
第2章 私の子ども時代と青春を重ねて
第3章 母子の関係性を考える―自分のための絵本の世界
第4章 六〇年代と現代
第5章 「幸福」を約束されない子どもたち
第6章 アメリカ児童文学からの発見―マイノリティの痛み
第7章 「戦争」をどう伝えるか
第8章 児童文学の中の「おばさん」
第9章 自分のための近未来小説
著者等紹介
川上蓉子[カワカミヨウコ]
1942年生まれる。1965年早稲田大学教育学部卒業。東京大学新聞研究所資料室に勤務。1976年文教大学越谷図書館に転職。1991年文教大学越谷図書館館長補佐。1996年退職。現在、日本子どもの本研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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