目次
1 性別役割分業と女性の学習(国際的な性別役割分業撤廃論の展開;性別役割分業体制下の女性の学習 ほか)
2 女性の主体形成と社会教育―女性の学習の到達点と課題(女性問題学習を中心に;人権に根ざした社会と教育を求めて)
3 女性の社会教育・生涯学習をめぐる現状と課題―公的社会教育を中心に(女性問題学習をめぐる現状と課題;現代家族の子育て問題と社会教育 ほか)
4 社会教育理論への挑戦(社会教育史研究の現状と課題―ジェンダーの視点から;「家庭教育の自由」再考 ほか)
5 人権としての社会教育をめざして―世界の運動と結ぶ(女性差別撤廃と社会教育;子どもの権利条約と大人の社会教育―ジェンダーの視点から)
著者等紹介
中藤洋子[ナカトウヨウコ]
1952年生まれ。1979年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(社会教育学専攻)。1980年代以降、東京農工大学などで非常勤講師を勤めるかたわら、東京都内や近郊の公民館などで女性問題学習の講師・助言者。1993年より福岡県立大学教員(社会教育論、生涯教育論、女性学などを担当)
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