内容説明
仕事を通して自分を育て、差別攻撃をはね返し、職場を変え、労働組合を変え、ひたむきに生きてきた女性労働者10人の感動の道のり。
目次
1 大企業で定年まで(電機産業の高度成長を走りぬける(加古小夜子)
男女平等を求めて四〇年(北川清子))
2 金融機関で差別の扉をあける(誇りあるたたかい(沖和子)
かちとった和解、迎えた定年(笹本美園))
3 メディアの送り手に女性を(放送局の正社員になって(高岡日出子)
人と出会い、本と出会う(高林寛子))
4 公務労働のなかで育つ(仕事も労働組合運動も(本間重子)
仲間との出会いが私の財産(本山文子))
5 教育現場で男女平等をめざす(女性は組合の力なり(三井きみ江)
人間として生きる(吉村〓(れい)子))