内容説明
伴奏のための楽器から重要な独奏楽器へチェロが現在のチェロになるまでの波乱万丈の物語。
目次
第1章 チェロ奏者と演奏流派
第2章 ヴィオロンチェロ、弓、および記譜法の発達
第3章 弓の持ち方と楽器の構え方
第4章 フィンガリング技法の発達
第5章 ボウイングの方法とその実践
第6章 特殊効果
第7章 装飾音のきまり
第8章 伴奏の奥義
第9章 美学とスタイルの諸要素
著者等紹介
ウォルデン,ヴァレリー[ウォルデン,ヴァレリー] [Walden,Valerie]
アメリカ合衆国のチェロ奏者、研究家。ニュージーランドのオークランド大学より音楽学の博士号を取得、現在は米国カリフォルニア州のセコイア・カレッジにてチェロ講師を務める。独奏・室内楽・管弦楽などで活発に演奏活動を継続している。『チェロの100年史―1740年~1840年の技法と演奏実践』以外にもニュー・グローブ音楽辞典で32項目を、また専門誌に多数の記事を執筆している
松田健[マツダタケシ]
関西外国語大学教授(社会学)。現在バロックチェロを懸田貴嗣に師事。1980年代には関西楽壇でフリーランス奏者として広範に活動、1990年代前半には米国マサチューセッツ大学アマースト校のPerforming Arts Divisionでチェロ講師を務めた。日本社会学会、日本音楽学会、日本ポピュラー音楽学会、およびAmerican Sociological Associationに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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