内容説明
音楽の光を映し出す鏡として演奏家のなすべきことは何か?楽譜から何を読みとり、何を聴き手に届けるのか?古楽をめぐる18のテーマから、演奏の真髄を語る。
目次
第1章 基礎をなす哲学
第2章 研究への私の道
第3章 楽譜の限界
第4章 楽譜とその解読、演泰(ピッチ;音律;テンポとルバート;リズム;フレージング ほか)
第5章 展望
著者等紹介
クイケン,バルトルド[クイケン,バルトルド] [Kuijken,Barthold]
フラウト・トラヴェルソ(バロック・フルート)の第一人者。二人の兄、ヴィーラントとシギスヴァルトとともに、世界の古楽界を牽引する音楽家のひとり、1949年、ベルギー・ブリュッセル近郊に生まれる。モダン・フルートをブルージュおよびブリュッセル音楽院で学ぶ。フランス・ブリュッヘン、ルネ・ヤーコプス、ロベール・コーネン、グスタフ・レオンハルトら錚々たる演奏家たちと共演し、ラ・プティット・バンドやコレギウムアレニウムといったオリジナル楽器のオーケストラに参加。同時に、モダン・フルート奏者としても、ブリュッセルを本拠とする現代音楽のアンサンブルに参加し、アヴァンギャルドな音楽に関心を持ち続けている。長年にわたりブリュッセルおよびハーグ音楽院で教鞭をとり、今も世界各地の音楽院で後進の育成に力を注いでいる
越懸澤麻衣[コシカケザワマイ]
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。同大学院音楽研究科修士課程、および博士後期課程修了。博士(音楽学)。学内にて、安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞受賞。2011~2013年、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてライプツィヒ大学に留学。東京藝術大学教育研究助手、昭和音楽大学・洗足学園音楽大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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