内容説明
映画では描かれなかった「もうひとつのバウンス」。「カージャック事件」をきっかけに帰国を余儀なくされた帰国子女のリサ。１年後ふたたびアメリカに行くことを夢見る。出発前日、アメリカでの当座の生活費を稼ぎに渋谷に立ち寄る。ひょんなことからワケありのコギャル２人（ジョンコとラクちゃん）と知り合い一夜の「大冒険」が始まる。そして、それは同時に現代日本が抱える様々な問題を浮き彫りにし、誰もが大人になり「忘れかけていた何か」を思い起こさせる。渋谷の“今”、１７才の今を見事に描いた傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nabe001
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☆2/5 登場人物が今どきの高校生やギャルが多いので、話し言葉が年配の方は読みづらいのでは…若者にはまぁまぁｽｽﾒられる。2012/10/12
かーる
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映画『バウンスkoGALS』の監督自身の手によるノベライズ。監督の処女作のはずだが、そこに描かれている少女たちは皆、今読んでも生き生きと動き、悩み、決断し、出会い、別れている。１５年以上経った今だからこそ、映画とともに読んでもらいたい、そんな気がします。2012/05/07
