- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
内容説明
近代の日本画史上に数々の傑作を残した女流画家、上村松園。上村松園自身の随筆を中心に、松篁、淳之の他、松園にゆかりのある人々の随筆を収録。
目次
随想(上村松園)
わが母松園を想う(上村松篁)
松園を語る人々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つだしょ
4
松園自身のエッセイはこれまでのものと重複が多いが、日本画の線について(p35)、描く手順を決めてからやると良いこと(p78)が読める。そして、何のために生きているんだろうという苦悩がサラッと書かれていたり(p80)、周りの人にも恵まれていて、それをしっかりと認めていた松園の強さ(母の一言p100など)。何より、周りの人が松園について言及している後半部分があるので、立体的。また迷ったときに摘んで読んでスッキリしたい。違うことを考えながら読むのがいい。2012/11/10
みーちゃん
2
松園、そして息子さんお孫さんの代にわたっての、随筆集。 松園さんの話はよく読みましたが、息子からみたお母さん(松園)という視点が面白かった。2011/02/13