内容説明
本書は、熱帯雨林とはどんなものであるか、なぜ我々に熱帯雨林が必要なのかを、その驚くべき生物学的実態を想像力を刺激する挿図を用いて説明している。「熱帯雨林はどのような働きをするのか」の章では、現存生物種の半数以上を含む、地球上でもっとも複雑な生態系における動物、植物そして環境間の相互関係を詳しく考察している。
目次
熱帯雨林とは
なぜ熱帯雨林が必要か
熱帯雨林への圧力
熱帯雨林の作用
熱帯雨林の人々
熱帯雨林の地図
保護への挑戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Jau
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イギリス偏向礼賛本とも言える。 「日本に木材を輸出したから」と「日本」名指しなのは森林破壊の主体として(その後のアジアへの貢献は言及なし。出版年にあったかは不明だが)。 イギリス人と表記するのは、たまに保護区を作った記事のみ。旧植民地で作り、今も受け継がれた格差と搾取構造は、全く言及なし。 森林破壊の主体には「西洋人、都市住民、商人が」という書き方。 色々な本を読むことは大切。 日本人の書いた『消えゆく森の再生学』は上記のことも書かれてる。 出版の90年は、欧米諸国が日本の力に驚きびびってた頃かな2022/09/04




