感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
220
著者のロビン・メイは情報がなくて、どういう人なのかよくわからない。訳と解説のバーグランド・薫氏は英語の教員のようだ。さて本書だが、ハロウィーンのあれこれについて歴史的に述べていて、それなりに面白くはあるのだが、どこまで信じていいのやらわからない。というのは、出典が一切示されていない上に「昔、スコットランドでは…」という調子で語るのだが、その「昔」とは何時のことなのかが明示されることがないからである。絵も随所にあるのだが、これまた作者も時代も不明のままに提示されている。残念。2024/10/06
雪紫
57
ハロウィーンの伝承をシンプルに、幻想的に教える本。魔女狩りや火と一緒に語られていれば、お菓子が不気味だったりいたずらでドア盗むとか不思議な光景が見え隠れ。・・・引用されてる「ハロウィーンがやってきた」も気になるけど、クリスティーの「ハロウィーン・パーティー」読んでるとニヤリと出来るとこもありますよ。・・・リンゴのバケツ以外にも。2022/10/31