内容説明
通り魔、放火犯、大量殺人犯、連続殺人犯…彼らの「心の闇」を解明する。
目次
1章 人はなぜ犯罪を犯すのか?(攻撃性と脳―脳の基底部に存在し、食欲や性欲などの欲望とも繋がる;ヒトの攻撃性―人間は、攻撃抑制の仕組みをなくし、歯止めのきかなくなった動物である;パラノイド―歪んだ確信をもたらす ほか)
2章 急増、凶悪・低年齢化する少年犯罪(14歳・酒鬼薔薇がもたらした大いなる衝撃―凶悪化する少年犯罪 子供たちはどこへ;16歳未満の少年には殺人罪は適用されない―少年法に阻まれ、闇に消える事件の真相;日本の少年法はどこに問題があるのか?―たとえ殺人を犯しても少年院を2年で出てくる現状 ほか)
3章 精神鑑定(精神鑑定とはいったい何か?―精神鑑定の歴史、診断の必要性;精神鑑定はいかにして行われるか?―鑑定人の仕事と精神鑑定の種類;精神鑑定の実際とその方法―精神鑑定医の資格、精神障害者の定義 ほか)
4章 プロファイリング(プロファイリングとは?―「犯人像」の絞り込み作業;秩序型と無秩序型―異常殺人者の犯行分析から導き出された分類;手口と署名―「手口」にこだわりすぎてはならない ほか)