目次
曽野綾子―白内障 「見える眼」をくださった悲観主義のドクター
高谷俊英―糖尿病 糖尿を制し綱取りに導いた土俵の外の我が師
早坂暁―心筋梗塞 幸運への細道を見つけた山陰の開業医
千秋実―脳内出血・褐色細胞腫 患者をかかえ込まない本物の医師三人
小川八重子―乳がん 飾らないお茶の心に通じる孤高の大医師
相川浩―十二指腸潰瘍・肝機能低下 安心を奏でるホームドクター・カルテット
中野浩一―胸部骨折リハビリ 母校に戻ればいつでも会える熱血の校医
ジェームス三木―脳腫瘍 死の影を追い払った明るい脳外科医
木下ユミ―更年期障害 鬱屈した心身を唱和させた多才の婦人科医
芹沢博文―十二指腸潰瘍・胃穿孔 患者をその気にさせる情ある内科医
林忠彦―骨盤膿瘍・肝がん 十病(闘病)の果て出会った信じられる医師
沢野久雄―肺がん 時空を超え私を案じた繊細で逞しいがん医



