内容説明
「エデンの東」「ジャイアンツ」「理由なき反抗」―。たった３本だけの映画を残して、風のように去ったヒーローの知られざる素顔。
目次
ロサンゼルス（孤独；夢；開眼；仲たがい；別離；東へ）
ニューヨーク（大都会；第一歩；彷徨；帰郷；デビュー；岐路）
ハリウッド（凱旋；恋；成功；いらだち；試行錯誤；反逆児；慰め；可能性；友情；疾走）
エピローグ 追悼歌
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumoh
1
ディーンの友人で作家のウィリアム・バースト氏が描いた、若いころの青春と友情。初めてディーンと会ったときや、下積みに励んだ日々、恋のもつれから仲たがいしてしまった時のこと、そして何より、ディーンの底知れない芸術観について、尊敬の念を込めて記している。ただし、描写力に難があるのか、著者特有の簡素なまとめ方のせいか、ディーンの実像はあまり浮かんでこない。これは著者にとって、ディーンとの「友情物語」として描かれたこと、つまり「著者本人が主人公」である自伝としての側面があり、ディーンはその登場人物の一人として、2023/10/28
