内容説明
肩こりや腰痛ほど患者さん自身の理解と努力がたいせつな病気はほかにありません。肩こりの治療は他人まかせではだめだということです。体操と温熱と牽引とは重要な治療方法ですが、これらは原則として自宅でやるようにすべきだと思います。このため、なぜ肩こりがおこるのか、どのように治療したらよいのかについて、また、自宅でだれにでもできるようにという観点から、具体的にこれらの治療のやり方を説明しました。
目次
1 肩こりを防ぐには
2 若い人の肩こり
3 背中の痛み
4 中年以後の肩こり
5 五十肩
6 通りゃんせ症候群
7 いろいろな病気からくる肩の痛み