内容説明
「食の安全と安心」とよくいわれる。「安全」は自然科学の事実にもとづいて確保されるが、「安心」は人間の心情的なもので、理屈でない部分が含まれる。「食品安全学」は、科学的な事実を積み上げて食品の安全性を確保し、これを社会のなかで実現し、最終的に消費者の安心を醸成するための手法を学問として学ぶものである。
目次
1 食品安全学とは?
2 食品のリスク要因とその制御
3 食品の安全性試験法とリスクアセスメント
4 食品の製造・調理加工と安全性の確保
5 厨房・台所における安全性の確保
6 食品の器具・容器包装の安全性
7 食品と医薬品の相互作用
8 食の安全管理システム
9 食のリスクコミュニケーション
著者等紹介
中村好志[ナカムラヨシユキ]
椙山女学園大学生活科学部教授
西島基弘[ニシジマモトヒロ]
実践女子大学生活科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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