「僕のお父さんは東電の社員です」―小中学生たちの白熱議論!3・11と働くことの意味

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「僕のお父さんは東電の社員です」―小中学生たちの白熱議論!3・11と働くことの意味

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768456712
  • NDC分類 K543
  • Cコード C0036

出版社内容情報

福島第一原発事故直後、一人の小学生の新聞投稿が波紋を投げかけた。「僕のお父さんは東電の社員です。悪いのは東電だけ? 原発は誰がなぜ必要としたの? 懸命に働いてなぜ皆が不幸になるの?」全国の小中学生の真剣議論を収録。


【目次】

◆ 〈ゆうだい君の手紙〉僕のお父さんは東電の社員です

◆ 東電は人々のことを考えているか
……北村龍行(経済ジャーナリスト 元毎日新聞記者・論説委員)

◆ ゆうだい君への手紙
  小学生からの手紙/中学生からの手紙/
 高校生・大学生からの手紙/おとなからの手紙

◆ 森達也「僕たちのあやまちを知ったあなたたちへのお願い」

・電気って何だろう
・電気と原子力
・原発が増えたわけ
・一緒に考えよう
・じつは大人もわかっていない
・「会社」って何だろう?
・組織で生きること
・「便利」という落とし穴
・「空気を読む」ことの危険性
・ゆうだい君が問いかけたこと
・何のために働くのか

◆ 出版に際して……森忠彦(毎日小学生新聞編集長)

目次

ゆうだい君の手紙 僕のお父さんは東電の社員です
東電は人々のことを考えているか(北村龍行)
ゆうだい君への手紙(小学生からの手紙;中学生からの手紙;高校生・大学生からの手紙;おとなからの手紙)
僕たちのあやまちを知ったあなたたちへのお願い(森達也)
出版に際して(毎日小学生新聞編集長・森忠彦)

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
広島県呉市生まれ。映画監督、作家。ドキュメンタリー映画「A」で国内外で高い評価を受け、続編「A2」で山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞・市民賞受賞。2011年に『A3』(集英社インターナショナル)で第三三回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

28
4頁の御中の御の字が違っているよ。誤字は訂正しましょう。(他人事ではないんだけども。)子どもが東電の正当化をしてはならない。そもそも、子供はイチエフになんか危なくて入れないであろう。現場のことを知ってから、と思っても、それは子供にはできないのである。これは大きな問題であろう。そういうものを輸出して、犠牲者をさらに出そうとするのがいけないと思える。だれだれが悪い。という書き方で送る子どもが多いのは仕方ないだろう。大人みんなの責任だろうから。政府や首相が無責任というか、無責任と先送りでは事態は改善されないな。2014/03/07

赤とんぼ

20
ここでの議論を読みながら、感じたことがあります。この本の論点からは外れてしまいますが。そして、すでに周知の事実なのですが。もしも万一、今原発を世界中で停止しても、使用済み燃料は残るのですね。そして、使用済み燃料の管理が必要で、そのためにはお金も必要で、原子力への知識も、技能をもつ人も必要なんですね。それも、ずっと、ずっと先。もしかしたら、石油や石炭などが枯渇してしまった先の時代までも。電気のある今の生活そのもの、そして原子力について、とても考えさせられる本でした。もう、絶対、逃げられないんだって。2013/02/03

昭和っ子

16
ゆうだい君の文章に触発されて投稿された子供たちの文の結びに「勉強しなければならないと思った」というのが沢山あったのは本当に頼もしい。こうやって「皆で考える」というのがやっぱり大切なんだと思う。そして子供達が「おかしい」と思った事をずっと思い続けていける様、今の大人が応援しなければいけないのだと思う。「もう若くないサ」と髪を切ってただの企業戦士にならない様にね。森達也さんの文章は読み易くとても参考になり、何回も読み返した。より便利さに突き進む生活を「過剰進化」になぞらえる所が面白かった。2012/04/27

ゆにす

16
小学中学年くらいの子どもの意見はとても幼く稚拙に思える。しかし、私たち大人は子どもの理解力の程度を把握し、この子たちがよりよく成長し、自分自身の頭と心で考えることができるようになるにはどのように教え語らなければならない。そのために、私たち大人が親として教師としてこの幼い手紙を読む必要はあると思う。小4と小5の違いは大きいと思った。森さんが書いている部分は、大人が読むのにすごくわかりやすかった。この部分を子どもたちがいつかよく理解できるようにするために、少しずつ子どもたちの考える力を成長させることができるよ2012/03/22

nbhd

15
小学生ゆうだい君の訴えはとても切実で、心に強く響いたのだが…それに応じた小学生たちの返答に「ひまわりを植えて、放射能を吸収する」といった提案がたくさんあって、戦慄をおぼえるほど不気味だった。それから、森達也の文章はどうしてもどこか恥ずかしい。2014/01/23

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