内容説明
今日、保護者による乳幼児への虐待や保護者自身の育児ノイローゼ、さらに保護者自身の成長期におけるいじめの影響からくる養育困難といった、乳幼児の健全育成に妨げとなる社会的な状況が問題となっている。そのような事態を受け、平成13年9月7日に指定保育士養成施設の修業教科目および単位数、ならびに履修方法の改訂が行われ、保育士養成校の必修科目に「家族援助論(講義)」が入った。本書は保育士を目指して「家族援助論」を学ぶ学生のために企画されたテキストであるが、広く保育者として活躍している方々や子育て支援に役立ちたいと考えている方々にも、学びの一助になれるよう書かれている。
目次
1章 子育て(子育ち)支援とは何か
2章 家族をとりまく社会的状況
3章 家族とは何か
4章 今日における家族関係
5章 子育て支援の活動事例
6章 子育て支援の内容
7章 地域における子育て支援体制
8章 子育て支援の法令および行政的施策の展開
終章 家族と子育ての将来をさぐる―課題と展望
著者等紹介
名倉啓太郎[ナグラケイタロウ]
仁愛大学教授
金田昭三[カネタショウゾウ]
学校法人ルーテル愛児幼稚園長
松川秀夫[マツカワヒデオ]
群馬松嶺福祉短期大学教授
大塚健樹[オオツカケンジュ]
盛岡大学短期大学部助教授
渡辺千恵子[ワタナベチエコ]
尚絅学院大学女子短期大学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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