内容説明
歌舞伎、落語、クラシック、文学、連句にと自在に遊んだ希代のエピキュリアンの航跡。昭和+平成の文化・芸術の生き証人の秘録。
目次
1 歌右衛門と志ん朝の時代
2(SuchenとVorbehalten―『魔の山』論;音楽への変身―トーマス・マンの初期作品をめぐって;「いま」・「ここ」を越えるもの―ホーフマンスタール序説 ほか)
3(尾住先生のこと;ウィーン某日;ウィーンのおばあちゃん ほか)
4 名作歌舞伎面白ビデオ案内
5(歌仙「早稲田行き」の巻;歌仙「冬あたたか」の巻;文芸歌仙「銀の盆」の巻 ほか)
著者等紹介
佐藤俊一郎[サトウシュンイチロウ]
1940(昭和15)年8月17日東京市荒川区に出生。1965年東京教育大学文学部文学科独語独文学専攻卒業。1967年同大学院文学研究科独文専攻修士課程修了。1967年茨城大学教養部専任講師、1972年同助教授。1974年中央大学経済学部助教授、1984年同教授。同年4月前田啓子と結婚(1男1女をもうける)。2011年3月中央大学経済学部退職。2011年9月14日脳溢血にて死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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