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目次
『三人の女』をめぐる雑感
ニュルンベルクの謝肉祭劇における性と糞尿
ベンヤミンとプルースト―文学はどのようにして自然を模倣するのか
過渡期の作家ゲルハルト・フリッチュ―その挫折の軌跡
フランツ・カフカの「忍耐遊び」―クプカとカフカの遊動する球体
ヴィンケルマンわが人生を語る
グリム童話の動物誌―蛇と鴉
処刑文学論
オクシモロンあるいはアンティテトン―パウル・ツェラーンの詩法について
脇腹の鉱山―ファールンの鉱山のモティーフをめぐって〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
有沢翔治@文芸同人誌配布中
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「ベンヤミンとプルースト」では一部、フランス文学を扱ってはいるものの、基本的にドイツ文学に関する論考をまとめている。小説、詩、童話から哲学書はもちろん、レシピ集なども扱っている。 例えば、グリム童話の蛇はキリスト教とは異なり、悪の象徴ではないものもある。他にも、邦訳があまり出ていないフリッチュ、ゲーテとニーチェの関係性を論じた文章など。タイトルはギリシャ語で「みのり」の意。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51512321.html2020/04/26