アジソンウェスレイ・トッパン情報科学シリーズ 劇場としてのコンピュータ

ローレル，ブレンダ【著】〈Ｌａｕｒｅｌ，Ｂｒｅｎｄａ〉/遠山 峻征【訳】

トッパン（1992/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 243p／高さ 21X15cm
• 商品コード 9784810180442
• NDC分類 007.6
• Cコード C3055

目次

獣の本性
演劇の基礎（質的構造を決める要素；行動をオーケストレートする）
人間の反応をオーケストレートする演劇的技術
ヒューマン＝コンピュータ・アクティビティの設計原則
ヒューマン＝コンピュータ・アクティビティの新しい展開

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[abkbo]

本棚から発掘シリーズ。難解な本で読みすすめるのが苦痛。当時それなりに話題になったのだと思うけれど、最終章まで読んでようやくバーチャルリアリティについての論説であると気づく。途中でWordとか出てくるのでてっきりコンピュータアプリケーション全般に劇場＝コンピュータを敷衍しようとしているのかと思って、納得できなかったのだが、VRのためと思えば納得できる（いや著者は本気でそう思っていたフシもあるが。。）VRは実世界シミュレーションだと思っていたけど、演劇の要素をふんだんに使っていると言われれば確かにそうだった。

2020/10/04