内容説明
本書一冊で古今東西のビジネス書名著50冊プラス付録50冊をカバー!孫子『兵法』から大前研一『ボーダレス・ワールド』、ゲーリー・ハメル C・K・プラハラード『コア・コンピタンス経営』まで解説。50冊それぞれにゲーリー・ハメル氏の寸評付き。
目次
イゴール・アンゾフ『企業戦略論』
クリス・アージリス、ドナルド・ショーン『組織学習』
チェスター・バーナード『経営者の役割』
クリストファー・バートレット、スマントラ・ゴショール『地球市場時代の企業戦略』
メレディス・ベルビン『マネジメントチーム』
ウォーレン・ベニス、バート・ナナス『リーダーシップの王道』
ジェームズ・マグレガー・バーンズ『リーダーシップ』
デール・カーネギー『人を動かす』
ジェームズ・チャンピー、マイケル・ハマー『リエンジニアリング革命』
アルフレッド・チャンドラー『経営戦略と組織』〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
24
飛ばし読み。図書館で借りる。紀元前500年から1994年までの世界のビジネス書を50冊ピックアップ。紀元前500年は「兵法」、これだけが大きく時代が離れる。原書は1996年発行。監修者は「コア・コンピタンス経営」のゲーリー・ハメル氏。序言と寸評を加えている。「いままで大ベストセラーとなっている本は50冊の中には入っていない」と。日本人の著は大前氏が2冊。選書50冊のほかに、付録で更に50冊掲載。本棚に置いて会社人生の節目にでも、読みたい本をチョイスするのに良い本。2,200円。2013/10/05
KAZOO
5
日本版でも今から16年前に出版されたものです。しかしながら名著というのはあまり変わりはしないものなのでしょう。ドラッカーやアンゾフ、ポーター、ミンツバーグなど比較的最近のも入っています。面白いのは、アダム・スミス、孫子、ウェーバーまでがはいっていることです。付録として最後にさらに50冊掲載されています。この100冊で経営学の名著はほとんど網羅されているのでしょう。2013/09/17
isao_key
3
マネジメントに関する名著が50冊紹介されている。この本の出版が1997年。20年以上近く経った現在どれほどの本が読み継がれているのだろうか。読んでみたい本は『リーダー・シップの王道』、『コア・コンピタンス経営』、『ビジネスマン価値逆転の時代』、『仕事への動機付け』、『品質計画』、『マーケティングの革新』。ドラッガーのベストは『マネジメント』ではなく『現代の経営』だという。またドラッガーが書いた2編の小説は経営書ほどの成功を収めていない、とユーモアも交えて書かれている。小説を書いていたとは知らなかった!2012/07/24