内容説明
バイブルといわれる『生徒指導の手びき』(文部省・昭和40年)が求めた積極的生徒指導として、問題行動への対応だけでなく、児童生徒の50年後までを見通して必要な力を、計画的・組織的に育てる。アセスメントに基づき、ガイダンスカリキュラム・個別面接・コーディネーション・学級集団育成などを行って、子どもたちの社会移行を支援する。「生徒指導の手びき」の理念を現代に実現する具体策。
目次
第1章 生徒指導の基礎概念
第2章 生徒指導で育てるコンピテンシー
第3章 アセスメント
第4章 ガイダンスカリキュラム
第5章 個別カウンセリング
第6章 組織的な連携
第7章 担任の日常的な生徒指導
第8章 生徒指導上の諸問題
著者等紹介
八並光俊[ヤツナミミツトシ]
東京理科大学理学部第一部(教職課程担当)・大学院理学研究科理数教育専攻・教授ならびに文部科学省視学委員。専門は、生徒指導・スクールカウンセリング。日本生徒指導学会理事・事務局長、日本教育相談学会調査研究委員、学会連合資格「学校心理士」認定運営機構理事、日本学校心理学会理事、内閣府「少年非行事例等に関する調査研究企画分析会議」委員、文部科学省「教育相談等に関する調査研究協力者会議」委員、OECD「いじめ・暴力国際ネットワーク」国内委員他、著書・論文はチームサポート研究を中心に多数
國分康孝[コクブヤスタカ]
東京成徳大学副学長。NPO日本教育カウンセラー協会会長。東京教育大学、同大学院を経てミシガン州立大学カウンセリング心理学専攻博士課程修了。Ph.D.。ライフワークは折衷主義、論理療法、構成的グループエンカウンター、サイコエジュケーション、教育カウンセラーの育成。著訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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