いじめ

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784810033977
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C3337

内容説明

いじめとは、他者の「幸福になる権利」を不当に奪う行為であり、けっして許されるものではない。発生をくい止め、集団全体で対応と防止に取り組むことが必要である。それには人間としての尊厳を相互に認め合う教育を行う。ヒューマニスティックな思想と確かに効果を生む方法で、いじめない、いじめさせない子どもたちを育てていくのである。

目次

第1章 見過ごさないための「いじめ」理解
第2章 いじめへの対応
第3章 連携によるいじめへの対応
第4章 いじめの予防
第5章 いじめ早期発見のカンどころ
第6章 いじめ対応の実際

著者等紹介

国分康孝[コクブヤスタカ]
東京成徳大学教授。日本教育カウンセラー協会会長。東京教育大学、同大学院を経てミシガン州立大学カウンセリング心理学専攻博士課程修了。Ph.D.。ライフワークは折衷主義、論理療法、構成的グループエンカウンター、サイコエジュケーション、教育カウンセラーの育成

国分久子[コクブヒサコ]
青森明の星短期大学客員教授。日本カウンセリング学会理事、日本教育カウンセラー協会評議員。関西学院大学でソーシャルワークを専攻したのち、霜田静志に精神分析的教育分析を受ける。その後、アメリカで児童心理療法とカウンセリングを学び、ミシガン州立大学大学院から修士号を取得。論理療法のA・エリスと実存主義的心理療法者のC・ムスターカスに影響を受けた。著書多数

米田薫[ヨネダカオル]
大阪府箕面市教育委員会指導主事。上級教育カウンセラー、臨床心理士。14年の中学校勤務を経て現職。カウンセリングを学んで対人援助能力が向上し、生きることが楽しくなった。子どもたちがいまの生活を充実させて自らの願いにそった未来を築けるように、構成的グループエンカウンター、リアリティセラピー、ブリーフセラピー、ソーシャルスキルトレーニング等を学校へ広めたいと燃えている。4人の男の子の父

岸田幸弘[キシダユキヒロ]
長野県教育委員会教学指導課指導主事。信州大学大学院教育学研究科修了。県内小中学校の教諭を経て現職。開発的な育てる生徒指導を目ざして、楽しみながら構成的グループエンカウンターを実践してきた。また、チーム支援を目的とする「サポートの会」を立ち上げ、学校内外の連携指導のあり方を模索中。つらい生徒指導を、楽しく気楽でためになり、子どもたちの役に立つ生徒指導にしたいと考えている

八巻寛治[ヤマキカンジ]
仙台市立東長町小学校教諭。民間企業時代に学んだ自己啓発研修の技法を生かし、構成的グループエンカウンターを特活の集団活動、低学年の学級づくり、ショートエクササイズ集などにアレンジして活用し、開発的な学級づくりを模索している
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