内容説明
「子どもの願いを課題に導きみずからの追究を生き方に結びつける」エンカウンターには集団の教育力を生かした、そんな体験学習のノウハウがいっぱい。
目次
第１章 総合的な学習になぜエンカウンターか（構成的グループエンカウンターとは何か；いまなぜ総合的な学習にエンカウンターなのか ほか）
第２章 エンカウンターを活用した「総合的な学習」の準備モデル
第３章 エンカウンターを知っていればできる！こんな導入、こんな展開（エンカウンターを生かした総合的な学習の展開；課題追究に使える定番エクササイズ１６例）
第４章 心を育てる総合的な学習のモデルプラン（心を育てる「総合的な学習」；心を育てる総合の実践モデル ほか）
第５章 テーマ別エクササイズ集（環境；国際理解 ほか）
著者等紹介
吉沢克彦［ヨシザワカツヒコ］
１９５９年生まれ。新潟大学大学院教育研究科修了。担当教科、国語。生徒たちと共に学び共につくりあげていく「総合的な学習の時間」に限りない魅力を感じている。そして、エンカウンターが「総合的な学習の時間」の中や各教科、道徳、各領域の中で根づき発展していくことを願っている
大関健道［オオゼキケンミチ］
１９５５年千葉県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。柏市立柏中学校教諭を皮切りに、野田市立第一中学校、川間中学校を経て、平成７年度より現職。平成６年度千葉県長期研修生として、筑波大学にて国分康孝先生よりカウンセリング心理学を、石隈利紀先生より学校心理学を学ぶ。チーム援助とＳＧＥのプロセス・モデルを研究中
藤川章［フジカワアキラ］
１９５６年生まれ。明治大学卒業後、民間企業で営業職に従事。全国的な校内暴力の嵐に刺激を受けて中学教師となる。金八先生の向こうをはって体当たりの教育を志したが、熱血だけでは通用しないことを実感し、国分先生に師事した。著作は『育てるカウンセリングが学級を変える』『エンカウンターで学級が変わるＰａｒｔ３』（大関・吉沢と共編著）以上図書文化社
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