内容説明
第二次世界大戦の前夜、１８歳の英国青年がヨーロッパを徒歩で横断する旅に出る。恋あり、友情あり、疲労あり、野宿あり、飢えあり、無いものはカネだけの青春の旅のプロローグ。
目次
序にかえて ザン・フィールディングへの手紙
１ オランダ
２ ライン河を遡る
３ 高地ドイツへ
４ 冬の旅
５ ドナウ河、四季と城
６ ドナウ河、帝都へ
７ ウィーン
８ スラヴ世界のほとり
９ 雪のプラハ
１０ スロヴァキア、第一歩
１１ ハンガリー国境
感想・レビュー
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てり
2
1933年、オランダからコンスタンティノープルまで徒歩で縦断したというイギリス人の旅行記。ライン川からドナウ川と川沿いに進みこの巻ではハンガリーエステルゴムまで。ナチス下のドイツやオーストリア、ハンガリー人たちが住むスロヴァキアなど。出発時18歳の目から見たヨーロッパ。戦間期で恐らく不況の時代だろうが、素朴に人との交流などが描かれる。が、ちょっと退屈かも。（２）へ続く。2023/07/03
