Bibliophile series<br> 推理小説に見る古書趣味

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Bibliophile series
推理小説に見る古書趣味

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784809905070
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0090

内容説明

古書の世界に通暁する著者が、東西の推理小説に材を採り、古書の世界の魅力を縦横に語る。

目次

第1章 エリザベス・デイリイの作品
第2章 ピエール・ヴェリの「絶版殺人事件」
第3章 ヘミングウェイの手稿をめぐって
第4章 古書店の中のフィリップ・マーロウ
第5章 パルプ・マガジンへの執着を示す探偵たち
第6章 鞍馬天狗のモデルが古書店を訪れるとき
第7章 副業に古書店を営む泥棒
第8章 フランス文学との接近遭遇
第9章 貴族探偵のもうひとつの趣味
第10章 ブリキの玩具に熱狂する人々
第11章 図書館の本が切り裂かれるとき
第12章 ロマンスをとりもつ古書
第13章 情報センターとしての古書店
第14章 英米の短篇作品の中から
第15章 日本の推理小説の諸作品

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

unknown

2
『古書殺人事件』『二巻の殺人』『絶版殺人事件』『鹿の幻影』など、英米仏日の探偵・推理小説の諸作品から、古書や古書店が絡んでくるものを挙げているだけでなく、フランス文学、ハーレクインからも同様のテーマで採り上げ、諸々の作家や作品にまつわる四方山話も盛り込みつつ、ミステリの愉しみ方も提示した内容。「古書蒐集」と「ミステリ」を繋ぐという観点から展開された各章は、存分に興味をそそらせてくれる。今では本書自体が古書となってしまったが、よくあるガイド本とは一味違う楽しさが味わえる良書。2012/05/16

すけきよ

1
『古書コレクターというのは他人が欲しがっている本を手元に置きたくなりがちである。自分の本の探索途中に、他人が必死になって探している本を知ると、欲しくもないのに先回りして手に入れようとする』俺だけじゃなかったのか……(笑)2002/04/22

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