内容説明
相場に生き、相場に死んだ男たちの熱いドラマを通じ、日本株式市場の創設以来の歩みを活写する。
目次
東株取引所の誕生前後
両替屋の浮沈
公債売買の濫觴
取引所設置の競願
インフレ第１期
米商株の買占め
初期の兜町風景
デフレ経済第一号
デフレ下の取引所
財界は好況の波へ
波瀾のブールス条例
経済恐慌第２波
日清戦争の前後
東株取引所の変貌
北海炭鉱の買占め
財界整理期の兜町
豊川鉄道の暴力買い
上昇期の難問題
日露戦争の前後
八溝金山事件
日露戦後の沸騰
戦後の大恐慌来
非喜劇の人々
兜町の変貌
