感想・レビュー
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CTC
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89年図書出版社刊。『昭和史講義II』参考文献リストを基に古書を購入。著者は陸士53期、元防衛研究所戦史編纂官。月刊誌『軍事史研究』の人物評連載より、語られる事の少ない将官、16篇を選んだもの。さて日支和平に拘った多田駿(トラウトマン工作時の参本次長)もこの人選に含まれる。「対支政策の根本義は、日中の共存共栄を基調とするものであるから、常に道義心を信条とし、公明正大な態度を保持し、いやしくも内外に対して、その態度を疑われるような行動を厳につつしまねばならない」。こういう軍人も居たんだよな。2016/08/31