内容説明
「どうしてそんなにいそぐんだい?」―初めての童話集『めんごの木』におさめた作品の中の絵がいう言葉です。はからずも、初めてのエッセイ集の主題もそうなっていました。今そしてこれから必要なのは、のんびり歩きながら考える心のゆとりを持つことではないでしょうか。
目次
第1章 おはなし貝のひとり言(バイオマン雑感;ホットケーキを食べるころ;いじめの構造;走れメロス ほか)
第2章 あるく(りんごパン;エイプリルフール;草の根の国際交流;落選の記録 ほか)
第3章 I HAVE A DREAM(めいわく車そこどけそこどけ歩行者通る;お堀端を歩いたフランス人;もう一つの戦争;待合室で考えたこと ほか)
著者等紹介
いわぶちめぐみ[イワブチメグミ]
1962年山形県米沢市生まれ。米沢興譲館、国際基督教大学教養学部卒。1990年より個人誌『めんご』主宰。著書に『めんごの木』(1997年新風舎刊)がある
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