西谷啓治 思索の扉

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西谷啓治 思索の扉

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  • サイズ 46判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784809686016
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0010

内容説明

哲学の泰斗・西谷啓治の人と思想。

目次

序章 哲学以前、哲学以後(風、海を渡る;旅人として;人から人へ)
第1章 西谷哲学の真髄(一)(『宗教とは何か』の成り立ち;実在の実在的な自覚;自我の根源)
第2章 西谷哲学の真髄(二)(人間の主体性;虚無と無我;神の創造)
第3章 西谷哲学の真髄(三)(風のこころ;人格性と非人格性;風のわすれもの)
第4章 西谷哲学の真髄(四)(虚無と空;空の立場;時を生きる)
第5章 折々の風景(時のしおり;先師の言葉;海二つ;月落ち、天を離れず;正法眼蔵講和の周辺;正しい答えとは;生きて還る)

著者等紹介

佐々木徹[ササキトオル]
関西学院大学経済学部卒業、関西学院大学文学部大学院修了。大阪商業大学・追手門学院大学・関西学院大学・大阪教育大学・大阪大学の講師を歴任、現在、追手門学院大学名誉教授。専攻は哲学、比較思想・比較文化論。西田幾多郎門下の哲学者・西谷啓治博士に私淑、また、日本画家・東山魁夷画伯の知遇を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

10
わかりやすい。「西谷啓治の宗教哲学は、宗教の本来を、それがかつて「あったもの」から理解するだけでなく、そこからさらに「あるべきもの」の探求へと転じ、逆に「あるべきもの」の思量が、ひるがえって「あったもの」の解明にもつながる…そしてその方法は、「宗教とは何か」「宗教とは何のためにあるか」といった対象的な問いを、そのような問いを発する「あなた自身は何のためにあるか」というかたちで投げ返す。…あらゆる宗教の出発点は、無常の自覚であると言っていい…また、あらゆる宗教がさし示すのは、無常を克服した永遠の世界である」2022/01/14

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