内容説明
音を立てるオーロラ、カザルスの鳥の歌、詩人・西脇順三郎…新聞記者36年、胸をよぎる、忘れがたい「人」「光景」「言葉」たち。小編エッセー30本のほか、朝日新聞に掲載された記事も収録した、人生への思いと、出会いの記録。
目次
1(井上靖さんからのサイン依頼;野口英世のお墓;朴大統領の埋葬式で ほか)
2(杉村春子の世界;杉葉子の世界)
3(極光夜―オーロラ輝く北の国;汝もまた岩間からしみ出た水霊にすぎない―西脇順三郎「旅人かへらず」;カタルーニャの小鳥たちはピース、ピースと鳴きます―パブロ・カザルスの国連スピーチ ほか)
著者等紹介
松村崇夫[マツムラタカオ]
1945年生まれ。69年、朝日新聞社に入り、甲府支局などを経て、75年、東京本社・社会部。警視庁で事件記者4年半、立川支局、静岡支局勤務のあと、運輸省(現・国土交通省)担当1年、東京版担当2年。87年1月~8月、ベトナムからロンドンまで、カメラマンと2人、車で27カ国を取材。88年、企画1部次長(2度の中国・楼蘭探検事務局長)。91年、富山支局長、93年、日曜版副編集長のあと、95年、再び社会部。2002年、編集委員(教育と新聞=NIE担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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