内容説明
日本ってなに?天皇とは…?天孫降臨と万世一系。空疎な血統幻想を核とする神の子の物語「日本神話」がいまなお意味を更新して生きつづける人類社会史上稀有なる国の「ふしぎ?」を解きあかす圧巻の歴史アンソロジー。
目次
1945・木左貫原―トンボのようにちっぽけな
1870・廃仏―神の名を彫まれた仏舎利
1889・絹布の法被―バンザイ、バンザイ、バンバン…!
0701・倭京―現御神と大八嶋国知らしめす倭根子天皇
0***・皇軍―神風涼しく吹きければ
1935・学匪―洋服をつけ本を手にもてる高氏
1867・後月輪東山陵―我国ノ軍隊ハ世々天皇ノ統率シ給フ所ニゾアル
1940・人神―おきよ、おきよ、お船出されるげな!
1892・扶殺博士―神道ハ祭天ノ古俗
1945・聖断―タエガタキヲタエ、シノビガタキヲシノビ…
著者等紹介
大垣さなゑ[オオガキサナエ]
1957年12月5日、富山県生まれ。金沢大学教育学部卒業。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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