内容説明
激烈な犬アレルギーを発症してもハヤトと離れられなかったあの頃。ショートケーキを見るたびによみがえる父の思い出。多感な十四歳から現在までを振り返ったエッセイと、口語短歌、ハヤトが主役の短編小説ほかで構成。前作『ハヤトの思い出』に続く、待望の第二弾。
目次
宮崎へ
看護婦だけは嫁にするな
気がつけば二十年
犬アレルギー
父の思い出
口語短歌「最後の手紙」
緑の十字架
昭島の原っぱで
天変地異
著者等紹介
綾部麻[アヤベアサ]
1945年東京に生まれる。1960年膠原病を発病。1968年看護師助産師として働き始める。1985年膠原病悪化のため退職。その後、文芸活動をしながらの療養生活を始め、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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