内容説明
所得税・法人税・相続税・贈与税との関連で発生する矛盾は!?税法上・税制上二つの観点から借地権課税を分析し問題点を抽出する。
目次
借地権課税の沿革
借地権課税の規定と租税法律主義
借地権とは何か―流通可能な資産か
所得税における借地権課税の特徴
法人税における借地権課税の特徴
相続税・贈与税における借地権課税の特徴
特別の経済的利益の借地権課税について
相当の地代について
借地権の無償返還の届出制について
使用貸借と借地権課税
立退料の借地権課税について
定期借地権における借地権課税
著者等紹介
松本茂郎[マツモトシゲオ]
1929年、兵庫県生まれ。1954年、早稲田大学政治経済学部卒業。公認会計士第三次試験合格後、1962年、公認会計士・税理士事務所を神戸市に開業。大阪合同税理士会理事、税経新人会全国協議会理事長、大阪経済大学講師として大学院で税法の講義を受け持つなど、長年にわたり活動。神戸中央税理士法人代表社員
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