内容説明
幼い頃、右膝をいため、また強い孤独感に悩む女子大生、川越亜紀子は、自己の回復を求めて、一人南八ヶ岳の牧場へと向かった。二十歳の青春、郷愁、別れ、そして出逢い。硫黄岳から赤岳への縦走路―亜紀子はその時エオールの横顔を見た。ゆっくり読んでください。あたたかい小説。
著者等紹介
木村雅樹[キムラマサキ]
昭和28年、埼玉県秩父郡荒川村に生まれる。52年、専修大学法学部卒業。現在、都市住宅サービスに勤務のかたわら、執筆活動を続けている。趣味は山登りと、休日に公園で缶ビールを飲むこと
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