残月―竹田城最後の城主、赤松広英

残月―竹田城最後の城主、赤松広英

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784809673238
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

山名宗全によって築かれ、簡素ながらもその堅固さを誇った山城、但馬の竹田城は、秀吉の異父弟、秀長らにより、平城にも匹敵する城郭を完成させてゆく。信長、秀吉、家康と引き継がれてゆく天下統一の流れの中、最後の城主となった赤松広英は、戦の合間、朱子学の祖、藤原惺窩や、朝鮮の大学者らと交わり、学問を深め、領地の治水、殖産興業に努める。しかし、再び戦場へと戻っていった広英を待っていたものは、家康による切腹の命令であった。領地の民に慕われ、今に偉業が語り伝えられる真の名将、赤松広英の生涯の小説化。

著者等紹介

水嶋元[ミズシマハジメ]
1930年生まれ。神戸大学教育学部卒業。小中学校教員、兵庫県教育委員会指導主事、兵庫県立但馬文教府勤務、小中学校長、姫路学院女子短期大学講師を歴任。1994年退職後、執筆活動に入る。但馬文学会会長。日本ペンクラブ会員。主な著書に『小説山名宋全』(但馬文学会)『ひめくりの詩―杞柳商人物語』(但馬文学会)『遙かなる大地―農民王小林篤一伝』(但馬文学会)『薬の王様―池口慶三伝』(村岡町刊)『黄金の山中』(東洋出版)
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感想・レビュー

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但馬の竹田城の赤松広英の生涯。名将ではないが、川の堤防作りを始め領地を見事に統治した名君と言える人。 戦を嫌いながらも戦国の乱世をくぐりぬきかけたものの、最後はだまされて切腹ともったいない話。2012/04/07

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